派遣を使う双方のメリットってなんだろう・・・
すごく疑問があり、当時調べました。こんな疑問です。
派遣会社の形態が良くわかりません。
派遣の分類がいろいろありすぎ!
特定技術派遣や登録型派遣など違いがよーわからん・・・
派遣ってピンハネされるから給料安いじゃん。派遣で働く人いるの?そもそも派遣会社に派遣先企業は手数料(ピンハネ)取られるじゃん。その分直接雇用した方が安くなるんでは?
双方にとってメリットなんて無いと素人でも感じるのに、なぜたくさんあるのよ・・・
派遣会社の形態
一般派遣→一般的な派遣業務を行う会社で、様々な業種や職種の派遣を取り扱う。
特定派遣会社→特定の業種や職種に特化した派遣業務を行う会社で、例えば特定技術派遣や医療派遣などがある。
派遣の分類
一般派遣→派遣社員が一般的な業務を行う形態で、期間や内容がある程度柔軟に変更されることがある。つまり単発の仕事メインですね。
登録型派遣:派遣社員が派遣会社に登録し、適性やスキルを評価された上で企業に派遣される形態。最近多い、特定技術派遣も登録型派遣形式で、特定の専門知識や技術を持つ人材を派遣する形態で、専門性が高く需要がある分野に特化している。
利用する側(派遣社員)のメリットとデメリット
メリット→柔軟な働き方や経験の幅広さ、即戦力になる。
デメリット→不安定な雇用形態や待遇面での不利益。
派遣を利用する企業のメリットとデメリット
メリット→人材の迅速な確保や柔軟な人員調整、専門性の高い人材を必要な時に利用できる点。
デメリット→派遣社員の教育や管理コスト、業務の安定性や継続性の確保。
なぜ派遣が利用される?背景を考えてみた
- 業務の一時的な需要に対応するため
- 専門性の高い人材を一時的に必要とする場合
- 従業員の数を調整するため
確かにメリットもありそうですね。大企業のほとんどが派遣を利用しているのもわかる気がします。
注目は紹介予定派遣社員
普通の派遣業務と異なり、紹介予定派遣とは正社員になる前提で働きます。
期間は普通ですと一番長くて6ヶ月です。正社員として使ってもらいたい会社かどうかを、派遣される側は派遣勤務中に考えて決めることができます。
一方、会社側も、派遣社員として来た人の働きぶりを見て正社員にしたいかどうかを決めます。 当然ですが・・・
紹介予定派遣契約の終了前に、紹介予定派遣社員と派遣先企業の間に人材派遣会社が入り、意思を確認します。うまく話がまとまれば、派遣で雇われていた人は正社員となることができます。
紹介予定派遣社員と派遣先企業の希望が合致しなければ、紹介予定派遣契約終了日に終了となります。 そうならないためにせめてその期間は一生懸命?!やりましょうね。
流れとしては・・・
まず、人材派遣会社に登録をします。人材派遣会社に登録をすると担当者が付きます。担当者は求職者の希望などから求職者に合った仕事をピックアップして紹介してくれます。
提示してもらった企業の中から、自分の求職希望に合致しているものを見つけだし、求職希望を固めます。
会社の事前面接を受けて通過すれば、紹介予定派遣に行くことができます。一般的な派遣業務では、事前の面接は行ってはいけないことになっているのですが、紹介予定派遣制度を用いる場合は事前面接ができます。
職探しの時に紹介予定派遣を上手に使いこなすことによって、たくさんの求人情報に目を通さずに希望に合う仕事が紹介してもらえ、そして企業側も労働者側もお互いの様子を正採用前に知ることができます。