ニート相談

国の機関に相談

ニートやフリーターに対して行われているサポート・・・ご存知ですか?

 

それがこの施設です。

 

地域若者サポートステーション

 

なんと相談者の1年後の就業率が89パーセント。(平成29年度実績)

 

利用しない手はないですね。しかも当然無料です。この施設は厚生労働省人材開発統括官という国の機関です。正式に言うと、厚生労働省が認めた外部団体に運営を委託しています。

 

料金に関しては気にする人は多いですね。基本的に無料で利用できます。対象年齢は15歳から39歳までです。2009年度に34歳から39歳まで年齢を引き上がました。

 

キャリアコンサルタントなどによる相談や他の若者支援ネットワーク機関への誘導など、サポステは原則無料で利用できます。

※臨床心理士等による心理カウンセリングなどのサービスにつきましては、一部有料の場合もありますので、利用されるサポステにご確認ください。


サポステQ&A

 

突然金銭請求されることはありませんので安心して利用できます。

 

相談した方がいいかな?ということも相談すると良いとあるので、とにかくニートから脱出したいなら利用してみるのも良いでしょう。ハローワークに就職相談する要領で使い倒すというのもニート脱出の道かと。

 

相談に行ったら9割近くが解決!という実績なので心強いのですが、正社員だけの実績ではなく、アルバイトに就いたというのも実績に入っているらしいので、初めから正社員に9割なれる!というものではないようです。

 

また、懸念材料として、職業斡旋ルートがハローワークだけなので、ある程度精神的に頑張れるなら、ハローワークに初めから行った方が近道?ではとの個人的感想もありますけどね。

 

結局斡旋先がハローワークだけなら、初めからハローワークへ行けば済む話ですので。

 

さらにですが、サポステの職業体験は賃金が発生しないため、そこは注意が必要です。働いても給料がもらえない、あくまでも体験。ということですね。

 

どういう人が利用するべきかというと、ニート歴が長くて本当に脱出したいという人が、まずは相談。それからしっかり話を聞いて進めていくということでしょう。何もアクションを起こさずニートをしていても1年なんかあっという間です。
サポステが合う人合わない人は確実に居ますが、自分が合うかを確認するだけでも良いでしょう。


若者自立塾

 

以下若者自立塾について↓

 

当時の総理大臣だった安倍晋三氏が提唱したものが再チャレンジ支援です。

 

例えば大卒後の進路や大学での就学にくじけた人であっても、何度でも新たにチャレンジができるというものです。さらに厚生労働省の就職支援対策として筆頭に挙げられるのが、若者自立塾です。

 

若者自立塾は平成21年でサービス終了です。以下歴史を見るうえで記事として残しておきます。

 

若者自立塾とは・・・

 

3ヶ月から6ヶ月の間、自立を目指す若者達が一つの施設で一緒に暮らしながら仕事の心構えを身につけたりワークショップを行うものです。

 

この就職支援にかかる費用は一部自己負担(10〜40万円)となっています。約70%の修了生が、6ヶ月以内に就職に成功することが厚生労働省の目指すところです。

 

現実では、就職できた若者は50%以下です。NPO法人によって若者支援塾は運営されていますが、未だ模索段階であり、就業支援に出来る事柄をもって研究すべきであるともいわれます。

 

ニートやフリーターが増えた理由には、働き手の職業への認識が変わったことによると文部科学省は述べています。

 

職業体験や予防学習などの生徒のキャリア教育を、文部科学省では行っています。

 

学校ではなく1日〜5日間ほど保育所やスーパーで働いてみたり、総合学習の時間に仕事について調べるなどということを通して就業意欲を育てるというものです。

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