半導体業界の年収、仕事の量

半導体業界は好不況のサイクルが非常に分かりやすいです。数年単位で好不況が現れ、忙しいときは残業の嵐で、暇な時は定時退社が多いです。

 

私自身半導体業界は6年ほどいましたので顕著にそういった状態を感じております。

 

本当に忙しいときはすぐに派遣を入れたり社員を募集したりと安易に人材を補充しますが、暇になるとあっという間にリストラします。まあ私のいた会社が外資系だったためドライなのかもしれません。

 

しかし日系企業も外資系を踏襲することが多いため、ドライになりつつあるのも事実です。

 

半導体製造装置においては開発案件が少なくなると数カ月から数年後には新品のユニット流通も減り、暇になります。新品の流通が減ると数年後には修理も減りますので暇になります。新品流通、修理品の増減が周期的に現れます。

 

半導体製造装置は高周波電源ユニット、インピーダンス整合ユニット、真空装置、洗浄装置、オゾンなどのガス発生装置といった集合体ですが、すべてにおいて過酷な使われ方をします。

 

ワランティ切れまでに故障することも多く、そうなると無償対応が多くなります。設計不良も多く、企業としても痛手となる材料です。

 

仕事のメリット

まず半導体はほぼすべての人に使われています。携帯電話だったりスマホだったりPCだったりと、半導体の恩恵を受けている人すべてがユーザーです。そういった意味で多大な社会貢献をしていると思いますよ。

 

また、素晴らしい技術なので自負してください。

 

半導体業界の年収は

年収は基本的に高いです。
私はRF(高周波)プラズマ電源関係の会社で働いておりますが、社員の年収は高いです。僕は派遣で働いているため安いです・・・

 

入社1年目の37歳(当時)に話を聞いたら年収550万と言っていました。ちなみにマネージャーは(48歳)は年収800万円です。

 

さらに、品質管理マネージャーで入社した人は入社時の年収1000万円と言っていました。無茶苦茶羽振りが良くて飲みに連れて行ってくれます。後輩なのに役職は上なんです。

 

こういった外資系の半導体メーカーはヘッドハンティングが当たり前で、出入りも激しく、年下でいきなりマネージャーなんていうのも当たり前の世界です。

 

ヘッドハンティングで入社していきなり1000万を狙え、作業員でも600万ほどもらえるため非常においしいです。

 

5年前はボーナスもすごかったらしく、年間200万円ほどと自慢されました・・・

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