タクシー乗務員の仕事の良さは、ドライブ好きの人にはたまらない仕事ってことです。

 

あちこち走り回ったり、違う景色を見られる、一か所では飽きてしまってつまらない仕事もタクシーの運転手なら飽きないで楽しい。そんな良さがあるタクシーの仕事です。

 

会社のめんどくさい上司や部下などの人間関係など関係なく、一時のお客さん相手だけしていればいい。いや、わざわざお客と話す必要などなく、必要な会話だけすればいいんです。

 

もちろんぶっきらぼうな対応はしないように心がけますが、行先と料金の笑顔対応だけで基本接客は十分です。話好きなお客だったらうなずいて聞いているだけでいいのでそんなに気も使いません。基本運転手から一方的に話す必要などありませんので。

 

なので人生経験がまだまだの20代でもある意味気楽な職業でしょう。

 

私の知人も20代からタクシー運転手をしておりますし、この人は一般的な企業で働いて人間関係でめんどくさいよりタクシー運転手のほうが全然気がラクと言っております。

 

最近の若者は引きこもりや、人間関係が弱いと言われていますが、タクシー運転手だったらそんな人にもきっと働きやすい仕事といえましょう。

 

年齢のこと

 

普通自動車免許取得後3年経たないと2種免許はとれません。タクシー運転手は人を運ぶ仕事なので2種免許が必要です。普通免許だけでは白タク運航となり法律に引っかかります。

 

なので最短でタクシー運転手になれるのは21歳からとなります。

 

人間関係に悩んで会社を辞めてしまった若者にタクシー運転手は大変向いていますし、頑張れると思います。

 

今現在タクシー運転手が少ないらしいので気になる人は働いてみるといいでしょう。

 

タクシー運転手の労働時間

 

 

契約にもよりますが

• 日勤だけ
• 夜日勤
• 間隔

とあり、体系によって勤務体系が違います。日勤夜勤交代勤務みたいなものです。

 

一番多い勤務は丸一日で朝から深夜2時程度まで働くことです。例えば朝6時出勤（サラリーマンをターゲットにするなら彼らの出勤時にはすでにタクシーをスタンバっておく必要があるため、日勤でも朝6時からタクシー勤務って会社多いそうです。）で深夜2時ですと20時間程度の勤務となります。

 

勤務明けは休日となります。簡単に言うと2日まるまる働いて翌日休みというシフトです。

 

休憩時間は3時間程度はもらえるそうで、好き勝手に休憩が取れるそうなので大丈夫って知り合いは言っていました。その人令和元年で60歳、以前同じ会社だったのですが、今タクシーで定年も関係なく楽しんでいます。

 

 

はじめは日勤でトライして様子を見るといいでしょう。

 

タクシーの仕事内容

 

内容はご存知の通りです。お客様を運ぶ仕事。客待ちは待機としてぼーっとして大丈夫ですし、メリハリがあってよい仕事でしょう。あと、日々ルートの勉強などをしておくとお客から喜ばれるそうです。地元で頻繁に利用するお客さんがもしタクシーの運転手が客の知らない最短の道を使った場合など褒められることもあるようです。

 

お客だってタクシーを利用する層で富裕層かもしれませんが、極力安く済ませたいものです。近道を使ってその分安くなればお客さんも喜んでくれます。そういった仕事をすると巡り巡って客に恵まれるそうです。（知人談）

 

タクシー乗務員の年収は

 

場所にもよりますが、都市部は年収400万も普通にあります。知人は55歳ですが、変則的な労働時間ではありますが400万ほどもらっているそうです。タクシーの運転手は給料体系は年功序列とかではなく、あくまでも走った分に対する対価なので、若かろうがベテランだろうが、お客を載せて走った分に給料が反映されますので、一般的な20代の平均収入を大きく超えることができるかもしれませんよ。

 

だから女性だろうが、若かろうが、爺さんだろうが、頑張り次第で稼げる、実力主義なのであります。

 

その実力主義を発揮するにはお客がいないといけませんね。
なので都心近辺ですと夜の運航ではロングが多く、深夜料金も発生するため高額が望めます。

 

都心で終電がなくなり、仕方なくタクシーで帰宅、都心ですとベッドタウンまで20キロ程度が一般的なので、
2キロまで730円
残り18キロとして、280メートル走るごとに90円加算されるので

 

18000割る280×90なので5760円。プラス730円プラス深夜料金が125パーセントなにで8112円となります。このうち運転手取り分が大体半額と言っていましたので（知り合いによると日勤では4割程度が取り分で8時間超過の残業となると6割となるらしい）

 

なので20キロ走るだけで4867円！！

 

深夜の20キロなんて移動時間だとせいぜい30分くらいですので、時給換算で1万円ほどとなります。そんな甘くはないですけどね、待機もあるし、規制もあるし。

 

規制について

営業区域という制限もあり、空車状態で他営業地域へ向かうことは基本的にできないため、客探しは営業区域のみとなります。もちろん営業区域から乗った客が遠くて営業区域外の地域へ行くことは当たり前ですが可能です。その後営業地域へ戻る際は基本的に回送マークにて走るため営業できません。（そんなルール守らないって言ってましたが）

 

なのでロングが1日に何度も続くということはあまりないということです。

 

その日の上りは運次第とはなりますが、月平均として均すときに大抵月収25万超えになるそうです。

 

しかし最近は不況の影響でタクシー乗車するひとも減っている傾向があるそうです。

 

でもやはり都会ですとお金を持っている人はわんさかいるため、タクシー運転手として働くならある程度の都市部で働くことが必須条件と言っていました。

 

気になるボーナスですが、出るそうです。通常企業のように業績給というわけじゃないため業績に応じて大きく変動することはありませんが、コンスタントに出るそうです。

 

どうやら月々の働いた分から何パーセントかをボーナス用にキープしておき、それをボーナス時期に賞与という形で支払うというものらしいです。

 

例えば月収30万の人は月にボーナス用としてストックする割合を5パーセント（仮）としてみると、

 

15000円となり、12か月で180000円となります。なのでボーナス20万前後ほどってことです。

 

この月収からボーナス分のストックするパーセンテージは会社によって違うため一概には言えませんが、ボーナス100万とかいう大きい額はもらえることはないって言っていました。

 

詳しい年収事情が掲載されているサイト→参考サイト

 

タクシー運転手は危険？！

 

ギャングのような輩に運転手が絡まれるという報道などもありますので怖いイメージですが怖い理由として、一人で対処しないといけないってことです。

 

どんな仕事でもそのようなギャングに対応する場面てありますよね。俺もサービスエンジニアだった時に、怖い筋の人に、いちゃもんを付けられ1万円支払って和解したケースがありますが、これは数人での対応でした。タクシーはいざそのような輩が出現したときに運転手1人だけとなります。だから怖いです。

 

酔っ払いもいるし、確かに怖いですね。

 

これはルールとして拒否できます。ひどい泥酔の人は何するかわからないためにタクシードライバーを守るために拒否だってできるのです。

 

 

普通の人がすごく怖いって言うテレビ報道も多いですよね。酔っ払いってわかりますよね。一般人は乗車してみないとわからない。なので乗せたのはいいけど実はクレーマーだったなんてことも。

 

ドライブレコーダーを採用するタクシー会社も増えていますで、犯罪抑止には大変効果的です。このようなドライバーを守ることを考えてくれる会社を選ぶことも大事です。

 

また、ドライバー防御壁なども最近は充実しております。

 

しかし深夜の運航は誰でも怖いです。こんな怖い思いをしたくないならタクシー運転手は避けたほうが無難とも思えますが。

 

また、知人はタクシーを10年やっていますが、そのようなギャングに絡まれたことは無いということです。その人は握力が80キロあって、腕もすさまじく太く、顔も優しいのですが、いかにも強そうな人なのです。体格も良くて、こんな人と喧嘩したくないっていうタイプです。

 

人間も動物です。悪人ギャングだって、強そうな人のタクシーにはなかなか犯行に移れないでしょう。結局弱そうな人をターゲットにしています。屈強に見えるタクシードライバーを狙うのは相当それ以上の強者だけでしょう。

 

なので、確率の問題ですが、もし何かあったときに対応できる強さ、また、強そうな顔の持ち主だったら多少は安心して乗務できるのかなと思いますが。

 

タクシーの運転手は続かない？

 

どんな仕事でも向き不向きはありますし、とりあえず2種免許を持っているので、すぐ辞めちゃうのはもったいないです。

 

楽しさを自分なりに見つけて、続けてみましょう。それでもだめなら2種免許を生かしたタクシー以外の仕事もあるので、それにトライするのもいいでしょう。旅客輸送業務はタクシーだけじゃ無いですよね、介護ドライバーだったり、いろんな送迎の仕事はあります。

 

• 自分を守るために客を見極める目を持つ。
• 安全教育講習に積極的に参加する
• 格闘技などの武術を習得する